ジャスミンライスはタイの日常のごはんで、タイ語ではカオホームマリと呼ばれます。日本で「タイ米」と言えばほぼこれです。米粒は細長いのに、炊き上がりはバスマティのようにパラパラではなく、やわらかくてほんのり粘りがあり、ジャスミンの花やポップコーンに似た甘い香りがします。グリーンカレー、ガパオライス、ベトナムの豚の甘辛煮など、当サイトの東南アジア料理のごはんはこれが基本で、冷ましてから炒めるとタイ風チャーハンにもぴったりです。
買い方
袋にタイ政府の緑色の「Thai Hom Mali」マークがあるものを選ぶと、タイ産の本物のジャスミンライスです。カルディ、業務スーパー、成城石井、アジア食材店のほか、Amazon や楽天でゴールデンフェニックス、ロイヤルアンブレラ(王室御用達)、ゴールデンロータスなどが 1kg 500〜700 円程度で買えます。秋に出る「新米(New Crop)」が一番香りが強く、小袋で買って早めに使い切るのがおすすめです。玄米タイプもありますが、炊き時間は 40 分ほどかかります。
保存方法
生米は密閉容器に入れて涼しく暗い場所へ。1 年はもちますが、香りは半年ほどで弱くなります。日本の夏は虫がつきやすいので、冷蔵庫の野菜室か冷凍庫に入れておくと安心です。炊いたごはんは 1 時間以内に冷蔵して 3〜4 日、または平らにしてフリーザーバッグで 1 か月冷凍し、凍ったまま電子レンジで温めます。
代用品
- 他の長粒米(カリフォルニア米など)1:1——炊き方は同じですが、香りがなく、食感はよりパラパラになります。
- バスマティ 1:1——カレーには合いますが、よりふっくらして水がやや多めに必要。香りはナッツ系で花の香りではありません。
- 日本米 1:1——やわらかさと粘りは近く、噛みごたえが強め。水は少し控えめにします。
使い方
冷水で 2〜3 回、水がほぼ澄むまで軽く洗います(日本米のように研ぐ必要はありません)。鍋で炊くなら米 1 カップに水 1 と 1/4 カップ。普通の長粒米より水は少なめです。沸騰したらふたをして最弱火で 12 分、火を止めて 10 分蒸らし、ほぐします。炊飯器なら白米の目盛りどおりで大丈夫です。袋に書いてある 1:2 の水加減で炊くとべたべたになるので注意。チャーハンは炊きたてではなく、冷ましたごはんか前日のごはんを使うとパラッと仕上がります。
著者 Mia Ko · 更新日




